2006年11月22日 (水)

絶壁犬はいい!法面を映せっ!

目覚めてテレビのスイッチを入れると、
すごく僕好みの映像が流れてきました。

Zeppekiken_1

            ▲赤矢印のところに犬が……

 徳島市加茂名町の眉山(びざん)ふもとの急斜面で、崩落防止用擁壁のコンクリート枠に犬が迷い込み、動けなくなった。住民によると既に5日が経過し、「自力での脱出は不可能」と判断した徳島市消防局は22日午前9時からレスキュー隊員約20人を出動させ、正午前に救出した。

 擁壁は高さ約100メートル。約3メートル四方の格子状のコンクリート製枠が積み上げられた形状。擁壁上部の茂みから下りてきたとみられ、高さ約50メートル付近にいた。17日昼ごろ、住民が鳴き声に気付き、徳島保健所に通報した。体長約70センチの雑種犬とみられ、生後数カ月程度。首輪は付けていない。(以下略)

(毎日新聞) - 11月22日17時11分更新

たいへん申し訳ないのですが、
正直、犬にも救出劇にもまったく興味はございません(汗)

僕好みの映像というのは、
その背後のコンクリート法面
(のりめん)

防災の要求と地形から導き出されたはずなのに、
まるで絵的なカッコよさを狙ったかのような造形!

工場や大規模土木工事に萌える
人工構造体フェチな僕にはたまらない風景です。

昨年度、青木ゼミ2のゼミ雑誌にて、
あとがきに代えて全員が4コマ漫画を描いたのですが、
そこで僕のフェティシズムの告白をみた人なら
きっと、納得していただけたことと思います。

       以下転載↓

4koma2005kc

Kikagakari2005

こちらが掲載ゼミ誌「キカ係」 ※工具は演出です。
 所沢&江古田校舎のゼミ誌配布テーブルで絶賛無料配布中!


ゼミの時間にボールペン一本で描いた(所要時間15分)
この漫画、ほぼ完全に実話ですよ。

というわけで、
実際にどんな模型を作っているのかちょっと公開。
最近ヒマがなくて仕上げ作業には至っていません(涙)

腕の見せ所はここから先で、
この写真ではただのグレー塗装に見える法面を
「まるで実物を150分の1に縮めたようだ〜」
と思わせるためのエイジング塗装&ウエザリング作業が
待っているのです。

Nnorimen09


Nnorimen10


ここまでコンクリート法面好きをアピールしておけば、
酸素欠乏症にかかったアムロの父親ばりに
「絶壁犬はいい!法面を映せッ」とテレビに叫んでいても
生ぬるい視線で許してくれるんじゃないかなぁと思います(汗)

  .-、  _
  ヽ、メ、〉      r〜〜ー-、__      __________
  ∠イ\)      ムヘ._     ノ      |
   ⊥_      ┣=レヘ、_ 了     | えーい、絶壁犬はいい!
-‐''「 _  ̄`' ┐  ム  _..-┴へ   <
  | |r、  ̄ ̄`l Uヽ レ⌒',    ヽ.   | 法面を映せッ!!
  (三  |`iー、  | ト、_ソ   }     ヽ   |          
  | |`'ー、_ `'ー-‐'    .イ      `、   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | |   `ー、    ∠.-ヽ      ',
__l___l____ l`lー‐'´____l.       |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||  .|      |
               ||  |__.. -‐イ
               ||   |    ノ/

【おまけリンク】 法面フェチが泣いて喜ぶページ↓

http://www.pref.saitama.lg.jp/A08/BC00/gikan/genba/ge_nori.htm

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2006年11月15日 (水)

地震と津波。そういえば一年前

PM8:15
千島列島北部でM8.1(阪神淡路のM7.3の30倍くらいのパワー)
の巨大地震発生。震源深さ33km。

気象庁は午後8:30、北海道の太平洋沿岸東部、
オホーツク海沿岸に津波警報を発令。

Eq

そういえばちょうど一年前、2005年11月15日といえば…
       
クリックでこのブログ、一年前のエントリへ

(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル



●23時40分追記-----------------------------------

2メートルの予測を下回る津波で被害が無かったのは幸いでしたが、津波を普通の波と似たようなものだとナメてはいけません……ということを、分かりやすく説明した図があったので引用しておきます。(仙台市の防災ページより

Tsunami

スマトラ沖地震の記憶もだんだん薄れつつあるように、ほんとに人間の記憶って頼りないものですね。一年前に自分で書いたエントリを読んで(僕が長電話してた女の子って誰だ? たぶんあの人だとは思うけど、何を話したのやらまったく覚えてないぞ)と真剣に悩む始末。

いろいろ忘れてしまいたいことが多めの人間だとは思いますが(笑)、それにしても物忘れ激しいんじゃないかと、ちょっと不安になります。

なにしろ今日研究室の本を整理していて見つけた、川原由美子の『観用少女(プランツ・ドール)』を再読してみたら、最終話のオチさえすっかり忘れていて、ものすごく新鮮に愉しめましたから(ぉぃ)

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2006年11月11日 (土)

プレステ3とカーチャン

今日はSONY プレステ3の発売日だったんですね(←興味なさげ)

となれば、やはりあのコピペを貼らねばなりますまい。

「ほんとにプレステ3買ってくれるの!?」
「今日はお前の誕生日だろ」
「・・・カーチャンお金あるの?お金大丈夫?」
「カーチャン今月残業いっぱいしたからね。
 四万あるから余ったお金で回転寿司行こうねえ」

       J( 'ー`)し
        (  )\('∀`)
        ||  (_ _)ヾ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

言えないよ……PS3が発売前に値下げ発表されてもなお
本体だけで
¥49980もするなんて。(ノД`)

  ( '∀`) J('A` )し
  .(_ _)   (  )  .┌─
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄くく ̄ ̄ ̄|

結局PS3を買えなかった僕たちは 外の試遊台で遊んで帰った。
帰りの電車の中で無言の母に「楽しかったよ」と言ったら。
母は 「母ちゃん貧乏でごめんね」 と言って涙を少しこぼした・・・


後日別のゲーム機を買ってもらえた。


──┐
   │               [任天堂]
   │   J( '∀`)し       (´∀` ) <Wiiなら本体に
   │     (  )\('∀`)ノロロヾ(  )  ソフト付けても安いよ
   │     ||  (_ _)ヾ     ||



まぶたを閉じれば今でも思い出す。
歓ぶ僕を見るかあちゃんの、凄く嬉しそうな顔を・・・

それから20年の月日が過ぎ、
僕は就職した任天堂でゲームを作っている。
ソニーはなくなっちゃったけど、
ゲームは相変わらず人気だ。
僕はみんなに喜んでもらえるように
低価格で楽しめるゲームを作っている。
母ちゃんは僕が作ったゲームを
近所の子供たちがやっているのを見て誇らしく思っている。



。・゚・(ノД`)・゚・。


しかし、
20年後ソニーはなくなっちゃったけど、というのが
もはや冗談に聞こえなくなってきたよ。

アイボの研究所も切り捨てちまって

そこにモノづくりの夢はあるのかい?

プレイステーション 3、販売開始

東京・有楽町にあるビックカメラ有楽町本館には、
ソニー・コンピュータエンタテインメントの
久夛良木健社長兼CEOが来場。1番の購入者に手渡した。

http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0611/11/news015.html

購入第1号となったのは中国から来た方。どのソフトを買うかは考え中、だそうだ。

すごい皮肉ですね。
ゲーム機を並んでまで買う人が
「どのソフトを買うかは考え中」だなんて。

第一号が手渡された客は、
ゲームがやりたい人じゃなくて
生産量の少なさに目をつけた
転売目当ての中国商人じゃないですか。


ソニー、好きだったんだけどなぁ

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2006年11月10日 (金)

はらたいらに賭けたら負けかなと思ってる

今日いちばん「えっ」と思ったニュースは


漫画家はらたいらさん死去
「クイズダービー」でも人気


クイズ番組の名物解答者として知られる漫画家のはらたいら(本名原平=はら・たいら)さんが10日午後0時7分、肝不全のため埼玉県富士見市の病院で死去した。63歳。高知県出身。葬儀・告別式の日取りなどは未定。

10代のころから漫画雑誌に投稿を始め、1963にデビュー。「ゲバゲバ時評」「モンローちゃん」などを発表し、批評精神の利いたナンセンスギャグが注目された。  

77年からは、博識ぶりを買われて、TBS系テレビのクイズ番組「クイズダービー」にレギュラー解答者として出演し、正解率が高いことから「はらたいらさんに○○点!」というフレーズで親しまれ、約15年間にわたってお茶の間の人気者となった。

 パソコンや英語への挑戦など等身大の目線で中高年を応援する著書も多く、50歳前後から苦しんだ男性更年期障害には正面から向き合って体験記を出版した。

〈サンケイスポーツ 2006.11.10〉

1970年生まれの僕は「クイズダービー」観ながら育った世代ですね。「3枠」のはらたいら氏は安定した正解率を誇るがゆえにオッズは低いものの、最後のはら頼みという守りの手が定着するほど、その信頼感は絶大なものがありました。

対する「1枠」学習院大学教授の「篠沢教授に全部」というのは、もはや敵ゴールの真下から三点シュートを狙うレベルの無謀さで、

「大学教授といっても専門分野以外はバカ」

という貴重な認識を、幼い頃に得られたすばらしい番組だったわけです。

しかしあのころまさか自分が大学の先生になるなんて
0.01%も考えちゃいませんでしたよ(汗)

そして失礼ながら、
「クイズダービー」ではらたいらさんには親しんだけど、
彼の描いた漫画を読みたいと思わされることが
正直ただの一度もなかったという事実。

——この点は考えてみる価値のある問題でしょう。

たとえば僕は室井佑月の小説のなかにいくつか好きなものがあるんですが、朝のワイドショーでコメンテーターをしている彼女を先に知ってしまったら、小説を読みたいと思うことはなかった気がします。

で、至極単純に
「テレビって怖いよなぁ」
と思ってしまうわけです。

(-∧-;) ナムナム

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2006年8月22日 (火)

ね、猫殺しに釣られたわけじゃないんだからねっ!

僕がライジングサン・ロックフェスに行っている間に、日経新聞(18日夕刊)に掲載された、直木賞作家・坂東眞砂子氏のエッセイが、 ネット上を騒然とさせていた模様です。「私は子猫を殺している」というオハナシ。各自の読み方というものもあるので一応全文引用しますが、長いので引用文の後にまとめも書いておきます。


「子猫殺し」坂東眞砂子

 こんなことを書いたら、どんなに糾弾されるかわかっている。世の動物愛護家には、鬼畜のように罵倒されるだろう。動物愛護管理法に反するといわれるかもしれない。そんなこと承知で打ち明けるが、私は子猫を殺している。

 家の隣の崖の下がちょうど空地になっているので、生れ落ちるや、そこに放り投げるのである。タヒチ島の私の住んでいるあたりは、人家はまばらだ。草ぼうぼうの空地や山林が広がり、そこでは野良猫、野良犬、野鼠などの死骸がころころしている。子猫の死骸が増えたとて、人間の生活環境に被害は及ぼさない。自然に還るだけだ。

 子猫殺しを犯すに至ったのは、いろいろと考えた結果だ。  私は猫を三匹飼っている。みんな雌だ。雄もいたが、家に居つかず、近所を徘徊して、やがていなくなった。残る三匹は、どれも赤ん坊の頃から育ててきた。当然、成長すると、盛りがついて、子を産む。タヒチでは野良猫はわんさかいる。これは犬も同様だが、血統書付きの犬猫ででもないと、もらってくれるところなんかない。 避妊手術を、まず考えた。しかし、どうも決心がつかない。獣の雌にとっての「生」とは、盛りのついた時にセックスして、子供を産むことではないか。その本質的な生を、人間の都合で奪いとっていいものだろうか。

 猫は幸せさ、うちの猫には愛情をもって接している。猫もそれに応えてくれる、という人もいるだろう。だが私は、猫が飼い主に甘える根元には、餌をもらえるからということがあると思う。生きるための手段だ。もし猫が言葉を話せるならば、避妊手術なんかされたくない、子を産みたいというだろう。

 飼い猫に避妊手術を施すことは、飼い主の責任だといわれている。しかし、それは飼い主の都合でもある。子猫が野良猫となると、人間の生活環境を害する。だから社会的責任として、育てられない子猫は、最初から生まないように手術する。私は、これに異を唱えるものではない。

 ただ、この問題に関しては、生まれてすぐの子猫を殺しても同じことだ。子種を殺すか、できた子を殺すかの差だ。避妊手術のほうが、殺しという厭なことに手を染めずにすむ。そして、この差の間には、親猫にとっての「生」の経験の有無、子猫にとっては、殺されるという悲劇が横たわっている。どっちがいいとか、悪いとか、いえるものではない。  愛玩動物として獣を飼うこと自体が、人のわがままに根ざした行為なのだ。獣にとっての「生」とは、人間の干渉なく、自然の中で生きることだ。生き延びるために喰うとか、被害を及ぼされるから殺すといった生死に関わることでない限り、人が他の生き物の「生」にちょっかいを出すのは間違っている。人は神ではない。他の生き物の「生」に関して、正しいことなぞできるはずはない。どこかで矛盾や不合理が生じてくる。

 人は他の生き物に対して、避妊手術を行う権利などない。生まれた子を殺す権利もない。それでも、愛玩のために生き物を飼いたいならば、飼い主としては、自分のより納得できる道を選択するしかない。

 私は自分の育ててきた猫の「生」の充実を選び、社会に対する責任として子殺しを選択した。もちろん、それに伴う殺しの痛み、悲しみも引き受けてのことである。(作家)

要点をまとめると、

タヒチ在住の坂東氏は、飼い猫に子猫が生れるやいなや家の隣の崖下の空き地に放り投げている。猫に言葉が話せるなら避妊手術など望むはずがないし、避妊手術が飼い主の責任といっても、それも人間の都合。子種を殺すか、できた子を殺すかの差だ。避妊手術のほうが、殺しという厭なことに手を染めずに済む。

そもそも愛玩動物として獣を飼うこと自体が、 人のわがままに根ざした行為なのだ。「生」とは、盛りのついた時にセックスして、子供を産むことではないか。その本質的な生を、人間の都合で奪いとっていいものだろうか。人間は、避妊手術をする権利もないし、子猫を殺す権利もないが、飼い主としては、自分のより納得できる道を選択するしかない。

そして「自分の育ててきた猫の『生』の充実を選び、社会に対する責任として子殺しを選択した。もちろん、それに伴う殺しの痛み、悲しみも引き受けてのことである」

——と結ばれています。

僕は猫好きだけど、
動物虐待の点では反応してあげませんよ。
文章書きとしての みっともなさのほうが、
もう、目も当てられない状態なので反応しちゃいますけど。

なんだかなぁ。「女性(飼い猫)も性を生殖から解放して快楽を享受しよう」みたいな、フェミニズムとしても古びたお題からロジック組み立ててるから、「プライドだけは人一倍高い、モテない女の身勝手な屁理屈」的にしか読み取れないんでしょうね。

いちおうホラー作家なんだし、
「この人は本当にヤバイ人なのかもしれない」っていう疑惑と畏怖を、読者の心中にとめどなく増殖させていくたぐいのエッセイとして組み立てるべき素材だったんですよ、これは。

なのに、「こんなことを書いたら、どんなに糾弾されるかわかっている」という書き出しであらかじめ予防線を張った「子猫殺し」と自己正当化の理屈じゃ、せいぜい読者の中にかきたてられる思いはこんな感じです↓

オス猫は居つかないとはいえ、
わざわざ「殺しの痛み、悲しみも引き受け」なければならない
メス猫を飼うのはなぜ?

   ↓

飼い猫がサカリついて孕んできたら
「また産まれた子供を取りあげて、
 母猫の目の前で殺せる」

 とか思っていそう。

   ↓ 

自分の異常性癖(嗜虐)に対する罪悪感を隠すために
自ら踏み出せない奔放なセックスを
猫に肩代わりさせておいて
自分が断罪し死刑執行する側にまわるとは

——なかなか高級なご趣味で(笑

と、フツーの人に全部見透かされて茶化されるくらい、
浅いんですよ。とにかく薄味。
この人マジでヤバイ、っていう怖さの演出ができてないんです。
不遇のヒロイン気取りでリストカットをWeb公開するのより低レベル。

もし坂東氏が命に対する問題提起のつもりで挑発的に書いたのだとしたら、とりあえず、江川達也の漫画『ラストマン』でも読んでから出直せと言いたいですね。
(すみません、実家に置きっぱなしの『ラストマン』
 昨日久々に読みかえした記憶が生々しいもので(笑) 岩明均『寄生獣』でも可)

僕は授業で学生が書いてきたものに対して、しばしば

理屈で説明するな! 読者に気づかせろ!
できれば読者に
「これはきっと私だけが気づけた」
と思わせるような書きかたをしろ!

と指導するのですが、
その反面教師として、この坂東氏のエッセイはいい教材になりますね。
そう思って、メモ代わりに自分のブログに思うところを書いてみました。

…って、なんか僕も言い訳くさいな(汗
くそー。こんなアホで下手クソな文章に釣られたようでくやしいぜ。
少なくとも猫好きの立場から反応しなかっただけでも
僕のプライドの表れだと思ってください(涙

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2006年8月17日 (木)

【漁船銃撃】死んだら終わり、という基本

 <漁船拿捕>露警備艇が銃撃、
 乗組員1人死亡 貝殻島付近



 北方領土・貝殻島付近の海域で16日未明、北海道根室市の根室湾中部漁協所属のカニかご漁船「第31吉進(きっしん)丸」=坂下登船長(59)、4.9トン=が、ロシア国境警備庁の警備艇に銃撃され、乗組員4人のうち根室市千島町、甲板員、盛田光広さん(35)が頭を撃たれ死亡した。他にもけが人がいる模様。吉進丸は拿捕(だほ)され、国後島古釜布(ふるかまっぷ)港に正午前に入港。ロシア極東サハリン州の検察当局は、坂下船長らの取り調べを始めた。  海上保安庁によると、ロシア側の警備艇による日本船銃撃は、1950年以降40件目で、00年4月以来。北方領土や根室市沖の海域での銃撃は今回を含め26件を占める。死者が出たのは、56年10月15日に北方領土・水晶島付近で起きて以来、50年ぶり2件目。

(毎日新聞) - 8月16日20時39分更新

北海道・苫小牧市の実家に着いて丸一日ぶりにTVニュースを見、最初に目を奪われたのが、このニュースでした。

東京からここまで、途中フェリーをはさみながらバイクで疾走してきた記憶がまだ生々しいせいか、僕が最初に感じたのは

どうして漁船は逃げたりしたんだ?

という残念な気持ちです。
僕は幸いにしてパトカーや白バイに追いかけられた経験はありません。が、高速道路なのに異常に車間を詰めて煽ってきたり、幅寄せをしてムリヤリ割り込もうとしてきたりする自動車にひやりとしたことは何度もあります。

そういうドライバーが性格破綻者なのか単に運転が下手クソなのかは知りませんが、もし当てられたら、ケガしたり死んだりするのはバイク乗りのこっちです。

「こちらがルールを守って安全運転しているから正しい」という論理を、そういう場で主張したところで何の意味もないことは、お解りいただけるかと思います。

殺されてしまったら、相手の非が後に認められようが遺族が補償されようが、取り返しがつかないわけですよ。

だから、バイクに乗る時の僕は、変なクルマには近寄らないようにいつも注意しています。運悪くそういうのに煽られたりしたら、わざときっちり法定速度で走って、しびれを切らせたDQNが抜いて行ってしまうのを待つんですが、ここでバイクの加速力を過信して「ぶっちぎりで置き去りにしてやる!」なんて思ってしまうと、今度は別種の危険のさなかに自分を追い込んでしまうことになります。

今回の銃撃事件に話を差し戻すと
当事者として緊迫した状況に置かれた際には「どちらに非があるか」なんてことはとりあえず棚上げにして自己の安全確保をしなくてはならないのだと感じます。

ロシアの巡視艇を、「サイレン鳴らして追跡」以上のことには及ばない日本のパトカーみたいなものだとナメてしまったら、うっかり「逃げる」というカードを引いてしまうことだってあるかもしれません。しかし、制止を振り切れば容赦なく撃つのが、日本を取り囲むいくつかの国のやり方です。

共通認識の通じる相手なのか?

こちらと違うルールに則って行動している相手なのか?

その判断が厳密に必要とされる場面は日常にだって転がっています。

自分はサバイバルしたいし、好きな人や大事な人たちにもサバイバルしてほしい……ぬるま湯の安全に慣らされることがないバイク乗りだから容易に思いつけることなのかもしれませんが、昨晩は、寝る前にこんなことを考えていました。

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2006年7月 5日 (水)

テポドン発射と萌える北海道

朝イチで飛び込んできた、北朝鮮ミサイル発射・稚内の西南西110km付近に着弾のニュース。それが誤認だったのか、情報操作がかかったのか——まもなく着弾地点は稚内沖550kmに修正されました。

Tepo110
    

Tepo550_1

北海道のスケール感覚がわかる道産子のみなさん(僕も)なら

 稚内沖550kmって、もう「稚内沖」じゃないべ!
 函館から計れって!

 

 と、すぐさまツッコミを入れたくなる発表です。

まぁ、報道の現場に余裕がなく、最初の起点から距離を延ばすことしか思いつけなかったのか、あるいは稚内から計ったほうが数値的に遠くなって「脅威ではない」印象を与えられるという「故意」が含まれていたか微妙なところです。

領海内に落ちて面倒くさいことにならないで良かった。
と思っている政府関係者はいっぱいいることでしょう。

そういう社会派の問題はきっとよそがさんざん話題にしてると思うので、素直に僕が気になったところを言うと、

稚内って、普通「わっかない」とは読めないよな。ってことです。
(分っかんない、ってオヤジギャグ禁止)

稚内沖550kmって留萌沖じゃね?と思ったところで
「るもい」だって素直な読み方じゃありません。

それにしても
「稚い(いとけない=幼い)うち」とか
「萌えに留まる」とか


アイヌ語の地名に漢字当てたヤツはロリだったのか!

……なんて、百数十年後に開拓民の末裔から邪推されるなんて夢にも思ってなかったことでしょう。御先祖様すいません(汗)

北海道の地名の語尾にやたらとナイとかベツがつくのは、それが川や沢を表すアイヌ語だったからです。いたるところに川はありますからね。

日本語を似たような観点でみると、語尾にやたらと「です。(Death)」なんてつけて、英語圏のネイティブの人はどんな聞き心地なんだろうか、とちょっと考えてみたりするのDeath。

というわけで、無理矢理話題をテポドンに戻して、
あの有名な「北朝鮮のニュース番組はだいたいこう聞こえる」のコピペを今一度。


踏んだら孕んだ!
孕んだ振る降る般若だ!
童貞擦る無駄、フン出る春巻きはむ無理!
チン毛ちぎり、看板塗る飛騨!
安眠煮る焼酎!
朝からマグロの刺身だ!
安打!?半田ゴテ適時打!!
原チャリ盗んだ!
よくちょん切れるハサミだ!
 
        ∧__∧   ____ 
      <丶`Д´>/ ̄/ ̄/ 
      ( 二二二つ / と) 
      |    /  /  /  
       |      ̄| ̄ ̄   


なんてコピペしつつ急に正気に戻ってまとめに入りますが、相手が空耳アワー的ぬるい笑いを楽しめる余裕がある国ではない——ということだけは、忘れちゃいけないところですよ、と。


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2006年4月 7日 (金)

バーチャル社会の弊害から子供守れ(笑)

バーチャル社会の弊害から子供守れ 警察庁が研究会  

インターネットや雑誌、ゲームなどの仮想現実(バーチャル)社会を通じて、子供が性や暴力に関する情報に簡単に接し悪影響を受けている可能性があるとして、警察庁は六日、「バーチャル社会のもたらす弊害から子どもを守る研究会」を設置することを決めた。十日に初会合を開く。  同庁生活安全局に事務局を置き、ジャーナリストの江川紹子さんや京都医療少年院の精神科医、岡田尊司氏、首都大学東京の前田雅英・都市教養学部長ら心理学、教育、法律の専門家ら十五人が委員を務める。  今後、月一回程度の会合を持ち、子供の性を対象とするアニメ▽ネットに氾濫(はんらん)する性・暴力情報▽子供のネット、ゲーム依存−などの問題について検討、第一線のアニメ製作者らをゲストスピーカーに招いて意見を聞くなどして、今夏をめどに論点を整理して問題提起する方針という。  討議内容のうち、アニメについては、児童買春・ポルノ処罰法の規制対象外となっている現状の是非なども論点とする。ネット、携帯電話などの有害情報については、将来的な規制のあり方も検討。専門家の間でも意見が分かれるコンピューターゲームの子供への影響についても、論点を明らかにした上で対応策を打ち出す。

(産経新聞) - 4月6日15時57分更新

えーと、バーチャルが諸悪の根源だというなら、まずは

「お金」を完全撤廃してみろ

話はそれからだ。

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