2008年1月 3日 (木)

【ねずみ年】みっくみくにスナネズミ…Macで初音ミクを使ってみる

CV01初音ミク じつはけっこう仕事が山積みなのに、いまいち緊張感が出ない実家でのお正月に、Amazonから届きましたよ、この魔力に満ちた一冊が!

ついに発刊、初音ミク公式解説本

 DTM MAGAZINE 増刊
『CV01 初音ミク』

初音ミクから生み出される神曲や、電子の声で甦る名曲たちを聴いているだけでは、正直物足りなくなってきました。

そこで、音楽的素養がまったくない自分ですが、実際に使いもしないでいろいろ語るのはミクに失礼!とばかりに、当たって砕けてみることにします。

まずは本の付録についてる体験版をインストールしてみましょう。

「あ…オレMac使いだった orz」

初音ミクはWin版しかないんですよね——終了〜となるのが去年までの僕ですが、今回のお供はインテルMacだもんね、とばかりにMacBookにBootCamp環境でWindows XPをインストールして、WindowsとMacをデュアルブートできるMacBookをセットアップします。

Macの画面にWindowsが立ち上がっているのは、どうも居心地が悪い感じですが、初音ミクにとってMac環境は居心地が悪いどころか即死亡の劣悪環境なので、じっと我慢の子で本の解説に従ってミクさんをお招きします。

Cv012

本の解説がわかりやすいので、思ったよりサクサクと進みます。
実際の音作りに挑戦してみましょう。

画面左サイドの鍵盤をクリックすると、ミクさんが「あー」という声でその音程を歌ってくれるので、音感がないうえに楽譜が読めない僕でも「自分の鼻歌と同じ音を鍵盤で拾う」という原始的な方法で、いきなりオリジナル曲がつくれます!

Cv013

鉛筆ツールで音を書いていく、というわかりやすいインターフェイス。音符の長さも、あとからマウスでつまんで伸び縮みさせればオーケー。最後にひらがなで歌詞を書きこんでいきます。

本に従って音符のつながりの不自然ところをちょこちょこと直していったら、ん?なんかワンフレーズできちゃいましたよ?

あとはこれをループさせればいいかな(なんといいかげんな)

初音ミク体験版では打ち込んだ楽曲データの保存はできず、歌われた声をwavで書き出すことだけが可能になっています。そこでとりあえずこのワンフレーズを書き出して、使い慣れているMac環境に持ち込んで編集することにしました。

Win→Macにファイルを移動する方法について書いておきます。

(BootCampでWindowsをMacにインストールする際にFAT32フォーマットでWindows用ボリュームを作っておいた場合に限りますが
次の階層をたどればWin環境でデスクトップに置いたままのファイルをMac環境側から取り出せます。

WINDOWSハードディスク > Documents and Settings > (自分のUserフォルダ)> デスクトップ

最後のデスクトップフォルダのエイリアスをMac側のデスクトップに作って「Winデスクトップ」とでも名前をつけておくと便利。

映像は、ねずみ年にちなんで昔飼っていたスナネズミの動画を抜擢することにします。

使うソフトはMacにはタダでついてくるiMovieです。

Cv014

上の画像、6分割領域の上段真ん中で編集するわけですが、初音ミクで書き出した歌声ワンフレーズを、ここで「かえるの歌」の輪唱みたいに適当に重ねます。
なんたるアバウト。

おや?
インストールから二時間かからずに出来ちゃいましたよ。
思い切ってニコニコ動画にアップしてみます。



ニコニコ動画のアカウントが無くて
上の動画が再生できない方はこちらでどうぞ
        ↓
【ねずみ年】みっくみくにスナネズミ(Nifty動画)

-------------------というのが元日の午後の話。
で、アップして二日たつんですが、こんな地味なペット動画+へなちょこなミクオリジナル曲の20秒動画にも、新たにタグづけしてくれたり、AAコメントつけてくれたりする方がいらっしゃって恐悦です(汗)

こんな曲しかつくれないと弱音ハク僕でも、
体験版の使用期限14日間が過ぎたら
正規版の初音ミクを買ってしまいそうでコワイ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月 1日 (水)

いつになったら東京編が始まるのか(汗

「東京へ」のエントリでフェリーに乗船してはや二ヶ月。
ブログ主はいつになったら東京に着くんだとヤキモキしていた方がいたらゴメンナサイ(いないと思うけど)。20時間ほどの船旅の末、翌日にはしっかり帰ってきております。

2006.8.29 さんふらわあ・みと(苫小牧→大洗)船上にて

 20時間の船旅というのはけっこうヒマを持て余すもので、そのくらいで読み切れる厚めの文庫本にお供してもらっています。今回は冲方丁『マルドゥック・スクランブル』全三巻。これだけあれば行きだけじゃなく帰りまでつきあえるはずです。

狙い通り、帰りの船内で、物語後半のほとんどを費やす怒濤のカジノシーンを一気に読み切れました。『カウボーイビバップ』第3話のデータが埋め込まれた賭けチップと設定がかぶるけど、あそこまでやれば、パクリと文句はいわれないでしょう。

さて、この『マルドゥック・スクランブル』において、いちばん魅力的な存在といえば、ウフコック(煮え切らない)という名の、人語をしゃべるネズミ型万能兵器と決めつけても異論は少ないと思われます。普段は金色の毛並みのネズミなのですが、使い手の要求によって銃器やシールドにターン(変身)するウフコック。名は体を表すという言葉通りに、ウフコックが使い手の少女にみせる態度の煮え切らなさは、多くの読み手を悶えさせたことでしょう。

僕も悶えた(笑)  ネズミ萌え。

Ufcook
 ▲今は亡き我が家のウフコック様。ツメがラブリィな彼の本名はマンセル。

実際、数年前までスナネズミと一緒に暮らしていたのですが、どうして自分はネズミが好きなんだろう?と船に揺られながら改めて考えてみて

「もしかしたら幼い日に大好きだった『トムとジェリー』の影響じゃねぇ?」

と思い当たりました。——そういえば猫も好きです、犬より。

とすると、僕は現実の猫やネズミよりも先に、アニメの猫やネズミと出会って好きになったということですね。こう思った瞬間に——人間の連想記憶とはなかなか優れたもので——何年も聴いていなかった曲の一節が脳内で再生されたのです。

生まれて初めて見るものはいつでも テレビからで…

ああ、スパンクハッピーの『チョコレート・フォークソング』だ!
やばい、いますぐ、この瞬間に聴き返したい!
しかし……ここは自分の部屋じゃなく太平洋上の船のなか。

なんとかしてよドラえも〜ん!

……と。いや、ドラえもんを呼ぶまでもなく、あるじゃないか、
いくら詰めこんでも大きさも重さも変わらない音楽の四次元ポケットが!

(ジャーン) あ い ぽ っ ど〜

リュックの中の60G iPodの存在を思いだして、
僕はすぐさま取り出しクリックホイールを回したのでした。

20060829_mardock_1

「自分の持ってるCD全てを軽々とポケットに入れて、いつでもどこでも」
そんなiPodのコンセプトを、
これでもかというくらい鮮やかに実感させられました。

次は「自分の本棚をポケットに入れて、いつでもどこでも」という未来を! 
僕が生きているうちに……と狂おしいまでに激しく希望!

Googleあたりが「図書館をサーチして端末に呼び出す」という形で実現しそうだけど、船の上って携帯電波も圏外なんですよね(汗)

今回は「容れ物」という伝統的思想を進化させたiPodならではの活躍でした。
そういう読書端末が欲しいと海の中心でワガママを叫んでみます。

| | コメント (2) | トラックバック (0)