2006年8月13日 (日)

ニンテンドーDSを貰い、ブライトの訃報を知る

3/7「インターフェイス…そのボタンの意味は?」のエントリで話題にしたデジタル一眼レフE-300なのですが、その後、お貸ししたd女史はE-300で撮ることの心地よさに開眼し、自分で一眼レフを買おうかと思うくらいカメラ熱が高まっていました。そして再び貸しだすことになったのが4月下旬の話。

貸すためにメンテナンスしている時に悲劇(というより人災)は起きました。

フォーカシングスクリーンについたゴミがどうしても取れず、レンズを外して掃除機で吸い出そうと(←馬鹿)したらよけい埃がついたので、取ろうといじってたらスクリーンごと外れて機械の内臓がはみ出す重大事故発生……

アホですね。
すぐさま貸しだすはずだったd女史にメールで連絡。

「E300のメンテナンスしてて逆にやばいとこに手を入れて壊してしまった(涙)ごめん〜 オリンパスのサービスセンターに持っていって修理費かければ直ると思うけど…… ジャンク品でよければもうタダで譲りますよ(涙)少なくともレンズは完璧なので使えます」

というわけで、E-300は内臓がはみ出たままd女史に引き取られて行ったのでした。
少なくとも修理費2万円以上かかるだろうなぁ……と思っていたら、見積もりしてもらったら4000円くらいで直るとの話。「意外と修理費安かったからちゃんとお金払うよ〜」というd女史に、

僕は冗談のつもりで
「じゃあニンテンドーDSに〈えいご漬け〉つけて誕生日にくれ(笑)」
と言ったら真に受けてくださり(恐縮)今日、ちょっと早めの誕生日プレゼントとしていただいてしまいました。

ちっちゃいiBookみたいな質感のDS Liteは
アップル製品とデザインの親和性が高いですよね。

Dsliteapple

今年「ネットの力で「わらしべ長者」になった男
というトピックスがありました。1個のペーパークリップを物々交換サイトに出した男性が、物々交換で念願の家を手に入れたという話です。そのレベルまでには越えられない壁がありますが、

壊れた壊した(汗) オリンパスE-300 ニンテンドーDS Lite

のレベルでもめっちゃラッキーです。
d女史殿、ありがとうございます。

話題はうってかわって……

某雑誌の仕事でd女史がテープおこしを担当した、某ロボットアニメT監督の対談から、結局カットされてしまったけど、メチャクチャ面白かった亀田ばりの挑発大言壮語(僕もSF作家K氏のファンなのでウケた)について裏話をうかがったりしている流れで、僕は初めてこの悲報を知りました。研修旅行に行っている間、ネットやニュースから離れていたせいか、情報にエアポケットが生じていたようです。

 声優の鈴置洋孝さん死去
 「ガンダム」のブライト艦長役


 鈴置 洋孝さん(すずおき・ひろたか=声優)が6日、肺がんで死去、56歳。葬儀は近親者のみで済ませた。後日しのぶ会を開く予定。連絡先は東京都渋谷区桜丘町29の10の賢プロダクション。「機動戦士ガンダム」のブライト艦長などを演じたほか、舞台のプロデュースも手がけた。
( 2006年08月10日19時17分 asahi.com )

ブライトさんは、アクの強い名キャラクターを多く輩出したガンダムにおいて「普通の人」であるがゆえに、僕にとって強く印象に残るキャラクターです。普通の人じゃない(笑)シャアに「やるなブライト」とつぶやかせるような働きをしたときに、思わず心の中で「グッジョブ!」とエールを送らずにはいられない愛すべきキャラ。

そんなブライトさんの一番好きなシーンは、
あの「殴ったね 親父にもぶたれたことないのに」というアムロの有名なセリフを引きだしたシーンです。(機動戦士ガンダム・9話「翔べ!ガンダム」)

アムロを勢いで殴ってしまい、一瞬しまった!という顔を見せるも、すぐに居直るブライト——

「殴ってなぜ悪いか!
 貴様はいい、そうして喚いていれば
 気分も晴れるんだからな!」

そうだ、その通り! でもアムロから顔をそむけて目を見据えることなく言い放つさまに(ブライト弱っ!…でも、そこがたまらない!)と、僕の心はキュッとつかまれてしまうのです。本当は二十歳そこそこの若者なのに、父親役を背負わなければならなかった彼の切なさがいい。

鈴置さんの声とともに、
あのシーンを忘れることはないでしょう。

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2006年4月 6日 (木)

カーチャン実況 【SOUND ONLY】

3/7の「インターフェイス…そのボタンの意味は?」のエントリで
ダメっぷりを嘆いていた僕の携帯電話がまたやらかしてくれました。

夜、自宅の固定電話をとると北海道の実家にいる母親からで

J( 'ー`)し「あんた今日の3時ごろ電話かけた?」

(`Д)  いや、その頃は大学で学生を前にガイダンス中。

J( 'ー`)し「最初イタズラ電話かと思ったら  
     聞き覚えのある声で、卒業単位がどうのとか
     遠くでしゃべってるみたいだったから」

('A`) なにー!? と携帯の発信履歴を見たら……

15:24にホント実家にかけてるわ(汗)

ポケットの中でボタンが押されて、
50音順電話帳の一番上にあるアオキ家に勝手にダイヤルしていたらしいです。

J( 'ー`)し「3分くらい聞いてたけど、
    普段の仕事ぶりがわかって良かったわ」

と母。

_| ̄|○ 

('A`) だめだこの携帯。早く何とかしないと

('A`) まぁいいか「カーチャンの泣けるAA」に比べたら
   断然笑えるエピソードだし 

……というわけで、知らない人もいるかもしれないので
  これを見ると親孝行したくなってしまうと評判の
  カーチャンAAを
おもむろに以下転載

   ↓


デジカメの使い方を.....        うるせー話しかけんな!
J( 'ー,`)し 写らなくなっちゃった.... (`Д)  パソコンやってんだよ!
( )              ( ) 説明書読めや!

__
 母 |
 の |
 墓 |  ∴  ('A`) カーチャン.....ごめん
──┐ ∀  << )

 

    |   □      
    | ('A`)ノ   カーチャンの遺品?
   / ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄  デジカメ?  

 

      ┌───┐
      │ ('ー`) │オレの寝顔.....
      └───┘カーチャン.....

 


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2006年3月 7日 (火)

インターフェイス…そのボタンの意味は?

昨晩、出版社バイト中の知人が取材先での「物撮り」を命じられたというので、僕のOLYMPUS E-300を貸すことになりました。

E-300

ファミレスで食事しながら使い方を教えていたのですが(他チェーン店のスパイ写真部隊と疑われそうな行為)、「撮影と再生の切り替えはどのボタン?」という問いに、僕はこのカメラを選んだことに一種の満足感を覚えながら答えるのです。

このカメラに再生ボタンはありますが、
撮影モードに切り替えたり戻ったりするボタンはありません。
再生モードで画像を見ていようが、
画像拡大してピントを確認していようが、
とにかく
「シャッターボタンに軽く触れさえすれば」
瞬時に撮影準備状態へ切り替わるのです。

「撮りたいと思う時にはシャッターボタンの上に指がのっている」
という、ごくあたりまえのことを見逃さなかったからこそ、
こういう気持ちに直結するインターフェイスが生まれたのでしょう。

僕は他のデジタル一眼を使ったことがないので、もしかしたらデジタル一眼では常識の機能なのかもしれませんが、僕が今まで使ってきたコンパクトデジカメは、一台の例外もなく「撮影モード」と「再生モード」の切り替えスイッチがありました。

E-300を使ったあとだと、どうしてもそれらの機械のインターフェイスは垢抜けない印象があります。

d901is

スマートさに欠けるインターフェイスといえば、僕が今使っている携帯電話D901iSには、いつもイライラさせられますね。こいつは主要なボタンが常に露出しているため、ロックを常用しなくてはならないのですが、それが操作後元の位置に戻るスイッチなので、スライドスイッチの位置でロックされているか/いないか、の判断ができません。もし「画面にロック表示がある」とか言い訳するようなデザイナーなら即解雇ですね、僕がチーフなら。

さらにひどいのが、ロック状態でボタン操作すると
「プロテクトキーロック中です」という警告が一秒ほど表示されて

なんと、その表示が出ている間、
一切の操作を受け付けないのです
(ロック解除を含めて)

なんじゃこりゃあ!?

もし「たった一秒じゃないですか」
などと言い訳するようなデザイナーなら、
死の二秒前の気分をおまえに味わわせてやりたいよ
と吐き捨てて解雇ですよ。

電話機を作っている人間でありながら、一秒がどれほど貴重な時間か理解していないというのが、どうにも解せないですね。

「こんにちは」「ありがとう」「ごめん」「たすけて」「さようなら」

全部一秒以内におさまる言葉です。

以上、
ケータイ選びの時にモックアップだけじゃ分からない重要なポイントについての嘆きでした。はぁ…買い替えたい……

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2006年3月 4日 (土)

ポスト・ロモの荒野とハチクロ効果?

昨日、文芸二次試験が終わって研究室のデスクに戻ったところ…

某誌に載せる予定の文芸学科広告データが手違いで先方に着いていないというメモが届いていたので、急きょ広告のデザインをしてくれたスタッフT氏と手直し&先方がダウンロードできるように学部のサーバにUP作業をしました。

他のスタッフはみんな帰ったあとだったので、いろいろ共通の趣味をもっているT氏としゃべくりながら作業をしていたのですが、今回の芸術学部入試の受検者数の話になり「受験生が減っちゃって、写真学科はそろそろ定員割れになりそうだよね」「なんでだろうね」と、カメラ&写真好き文芸野郎な僕らは考えこみました。

「やっぱりロモが、技術的な写真の魅力全部つぶしちゃったよね」

とT氏。文芸学科の副手になった最初の給料でロモを買って使い尽くした彼の言葉は説得力があります。

「あとデジカメね」と僕。

きちんとシャープでスクエアな写真撮影を経験したあとで
ロモのモヤモヤブレブレの世界も知ると豊かな気持ちになれるのですが
最初から「オシャレグッズ」としてロモに飛びついちゃった人は
いまはきっとケータイで写メールしかしてないでしょう。

それで思いだすのが
子供の絵の展覧会を見たあとのピカソのこんな言葉です。

「わたしはこの子たちの歳には、ラファエロのように描くことができた。 
 しかし、この子たちのように描けるようになるのには一生かかった」

アラーキーこと、荒木経惟の写真も、そう。
きちんと写真の技術を身につけたうえで、悪ふざけが過ぎる写真を撮りまくり、やがて、コニカ・ビックミニ(しかも日付写しこみONにした)を目の前にかざして、無造作にシャッターを切る「私写真」に行き着いたアラーキー。

ファインダを覗いて撮るカメラが当たり前だったころ(ほんの5,6年前まで)自分がいつも見ている目の高さでシャッターを切るという行為は、無意識に撮っていれば誰でも体現できたわけです。だから、アラーキーは、あえて誰でもしていることをことさらに強調することによって「私写真」というコンセプトを示すことができたのです。

ところが、デジカメやケータイの液晶を見ながら撮るのが、メジャーな「写真」となった今、自分の視線からちょっとだけズレた「画面に映るもの=客観的な視線」を写し取るものに変化してきました。

「私写真」が女の子の「私」写真ブーム「ガーリーフォト」につながり、
もともとシャープな写真が撮れないロシア製カメラ「ロモ」ブームがおとずれ
デジカメとケータイのカメラが、
現像という「間」があったフィルム写真を駆逐して……

ついに芸術学部が教えるような「写真」の世界は
荒野になってしまいまったような気がします。

ただ、美術学科とデザイン学科だけは、
少子化のただ中にあって受験生が増えてるんですよ、今年は。

これは……これはもしかしてあの美大グダグダ恋愛コミック
ハチミツとクローバー」効果ですか?

「ハチクロ」といえば、僕の実習授業とってる学生たちと話をしたときに、真山の人気が高くてびっくりしました。そんなにメガネ男子がいいのか(笑)。僕は「真山と山田は窓から投げ捨てろ!」派(あの二人がいなくなったら話がなりたちません、というクレームは却下)前にも書きましたが花本先生と野宮さん派ですよ、僕は。しかし8巻で野宮までもが「青春スーツ」を再装着してしまって、あまりの痒さに思わずコミックを窓から投げ捨てそうになりました(汗 

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2005年9月13日 (火)

アナログ遺産にしがみついてていいの?

こんばんは・もう気分は「デジタル・ドリーム・キッズ」。これは「It's a Sony.」のあとのキャッチフレーズですね。アップルはしばらく「Think different」でしたが、今はもう虫食いリンゴマークだけで言語を超えてOKみたいな。そのレベルに達するまで当ブログは折りにふれソニーを応援していくことに決めました(正気か?)

昨日、リコーGRデジタルのティザー広告の一貫としてのブログ使用について触れましたが、今日、いよいよ新製品がお披露目され、各所で絶賛の嵐……にはならなかったんですよね、やっぱり。本体に光学式ファインダー(いわゆる覗き窓ってやつです。レンズを通して直接見られる)がついてなくて液晶画面だけの割り切りぶりに、カメラマニアが落胆のため息をついているのが(主に2ちゃんねるで)見られました。

え、それって良くないですか?
ウォークマンブランドに本気でこだわっちゃってるソニーに比べれば、まだリコーのほうは、フィルム時代の名機の栄光を重荷に感じて、一度そういうのを黒歴史として精算しなくちゃこの先まずいよなーという気持ちは感じられたのだけど——ただそれが中途半端でしたね。光学式ファインダーをバッサリ切捨てるくらいじゃ、見ていてはがゆい。思わず、重力に魂をしばられた地球人をコロニー落としで粛正しようとする逆襲のシャア的なココロが芽生えてくるじゃありませんか。それはエゴだよ、とアムロに言われようが……えー、ガンダム比喩が万人に通じると思うのは80年代にガキだった人間の悪いクセなのでここらへんでやめます(汗)

とにかく、最近のデジカメの流れは「いかにフィルム時代のカメラに近づくか」ということに腐心していて、個人的にはもう見てらんない状態。80〜90年代のシンセサイザーの流れを想起させてしかたないのです——楽器の生音をシミュレートする方向に走り出しちゃったプチ暗黒時代のことを。

KORGのM1の音はたしかにリアルで革命的だったかもしれないけど、あえてシンセにしか出せない音を追求するという方向性を一時的に枯らしてしまったと僕は考えてます。まぁ音楽の世界は流行のサイクルがあるから、暗黒時代も短く終了するという救いがあるんですけど。FM音源の音がチープだと蔑まれてたかと思えば、ピコピコ音マンセーな時代が半年後にやってきたりしてね(笑)

しかし写真業界はヤバイなー。一眼レフなんて、大昔、フィルムに映る画像と同じものをなんとか見ることができないかという要求に応えて生まれた発明でしょう。当時はフィルムに向かう光を鏡でファインダーに曲げるしかなかったからあのシステムになった。でもいまはCCDからの電気信号を液晶画面に映しながら、シャッターを押した瞬間の信号をメモリにためることができる。おなじみのコンパクトデジカメやカメラ付携帯で皆さんが使っているようにです。ところが旧来の一眼レフのフィルムをCCDに替えただけのデジタル一眼レフでは、液晶画面に画像を映しながらの撮影は仕組み上どうしたってムリです。

それを知らずにメーカーの宣伝にのせられてデジタル一眼レフを求める初心者が、
「どうやったら画面に映しながら撮影できるの?」と聞いて笑われることがありますが……

そういう人を笑うおまえらこそ(´,_ゝ`)プッ じゃ!
見ているままの写真を撮りたいっていう欲求とは
まるで無関係のしがらみをありがたがってるんだから。

……うーむ。なんで僕はこんなにデジタル一眼レフというものの存在が気に入らないのだろう? やっぱり、「デザイン」が欠如しているからだな。「見ているままの写真を撮りたい」という欲望に、現在の技術がどんな回答を与えられるか?という挑戦から、今のカメラ進化の主流は逃げ続けている。音楽を自由に楽しみたいという欲望が、iPod+iTunesをデザインさせたような、気持ちのいい驚きがない。

と嘆いていたら、GRデジタルの発表にあわせたわけではないと思うけど、
ソニーからこんな発表が……

キタワァ*・゜・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜・* !!!!!

2005.09.13
2.5型の回転式液晶モニターの搭載により"自分撮り"が可能。静止画も動画も撮れる1台2役の"ムービーサイバーショット"
M2発表
http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/DSC-M2/index.html

有効1030万画素大判CMOSセンサーと広角24mmのカール ツァイス「バリオ・ゾナーT*(スター)」レンズを搭載。プロ機に迫る高画質を実現した"プレステージサイバーショット"
DSC-R1発表
http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/DSC-R1/index.html

わかってるじゃないかソニー。おまえはやれば出来る子だと思っていたよ!
M2はM1に女性向けのボディをかぶせただけだけど、M1の火を消さなかっただけでもOK。
R1は、一眼レフ形式にこだわってる(しかもオリンパス以外はデジタル一眼レフの弱点・CCDゴミ付着問題を隠している)メーカーにひと泡吹かせられる内容だね。「見ているままの写真を撮りたい」という欲望への技術的回答をビンビン感じるよ(;´Д`)ハァハァ

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誤解をまねきたくないので書き添えておくと、僕は趣味の世界は否定したくないんですよ。「それが何の役に立つんだ」ってあきれられてこそ「趣味」の王道。だからGRデジタルが切捨てたのがファインダーじゃなくて液晶画面だったとしたら、これは恐れ入ったと素直に拍手を送ってたと思います。もともと写真には現像に出して戻ってくるまでちゃんと写っているかもわからない緊張感があった。だから確認のための液晶画面がなくて、パソコンにデータ転送して初めて撮影画像が見られるというカメラがあってもいいじゃないかという攻め方はアリですよね。ある意味変態の世界、焦らしプレイ。でもそれが抜きさしならない趣味の世界というもの、
そう考えるワケです。

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2005年9月12日 (月)

デジカメ新製品発表をブログでカウントダウン

9月8日のアップルvsソニー・携帯オーディオ対決以来、ソニーのことを考えることが多くなりました。これってダメな子ほど可愛い心理? それとも、恋? そうだとすると、わざわざアップルの発表日にぶつけた意味もあろうものです(ないない)

さて、僕がレンズ回転式デジカメ好きだというのは先日書きましたが、一度だけごく普通のコンパクトデジカメを買ったことがあります。リコーのキャプリオRXというカメラです。今年の3月1日、ポケットに入れたままバイクで事故ってしまい、くの字に折れ曲がって短い生涯を終えました(涙) 

なぜこのデジカメを選んだか? それは広角に強かったからです。
狭くて引きのない場所でも広い範囲を撮れる。遠近感を誇張して撮れる。——広角にはそんな利点があるのに、コンパクトデジカメで積極的に採用してるのはリコーとニコンくらいでした。もし「レンズ回転式+広角」というデジカメがあれば迷わずメインマシンにするのですが、残念ながらまだ地球上にはありません。そこで僕は旅のお供にソニーのCyber-shot F88とリコーのキャプリオRXの2台を持ち歩いていました。

さて、その「広角といえばリコー」が、フィルムカメラで伝説をつくった「GR」というカメラのデジカメ版を、9月13日にリリースすると先月発表しました。それと同時に、情報提供のための「GRブログ」を立ち上げたのです。

http://blog.ricoh.co.jp/GR/

いよいよ発表会は明日ですが、このブログ、カメラ好きの人たちを集める誘蛾灯のようにバチバチ音がするくらいトラックバックを打たれてます(笑) それらを見ていると、みんなが、いかに「フィルムカメラのGRっぽい伝統的なスタイルの高級機」を求めているかがわかります。

——そこでこんなありえない妄想をしてみる——

明日、リコーの中の人が、ジョブズばりに流暢なプレゼンで、
「GRは確かにフィルムカメラでは伝説をつくりました。しかし、フィルムを入れて巻き上げなくてはならない制約から自由になったデジカメが、カメラの形をしている必要があるでしょうか」と話し始めたら、間違いなく会場がざわめきだすね。

そしてリコーの中の人が、
ポケットからレンズ回転式の広角デジカメを出して
「This is GR-Digital」と言ったとたん——

魂をフィルムにしばられた銀塩ジジイどもが
その場でキレて暴動起こす(笑)

まったく今すぐ愚民どもに英知を授けたいです。(←それは3倍速い人じゃないと言っちゃダメ)

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