鬼のアシスト業
冷たい雨の朝。先週もこんな週明けだったような…
月曜日は四年生のゼミ。
提出まであとひと月ちょっとに迫った卒業制作用の長篇小説に対して、頭から書き直しが必要となるくらいの新しいエピソード設定を提案したりするなど、やることが鬼の所業と化しつつある僕ですが、面白くなる余地があるものに対して妥協したくはないのですよ。結局、気休めの嘘というのはなかなかつけないものだなぁ——と、学生に話したことを思いだしながら、話の流れで引き合いに出した村上かつらの漫画『(仮)スマ未満』と『かさぶた』(村上かつら短編集2と1に所収)を、帰ってから読みかえしています。
ミュージシャン志望の自分探し男に対して
「どうすれば満足なの?
いつになったら
片手でメンボ(音楽雑誌のバンドメンバー募集)のページ
めくりつづけるのをやめるの?」
と、一番痛いところを突くオンナノコのセリフとか。
叩く尻がいくらでも発生するこの季節には
すごくお似合いの作品集かもしれません(汗)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
終業後、模型同好の士であるスタッフT氏とともに
デッドストックの掘り出し物目当てで
練馬の某模型店を初訪問。
見た目は街の小さなオモチャ屋なのですが、
Σ(゚Д゚ なんと。
ヤフオクでおとしそこねた
1/150スケールのレーサーバイク
(指先に乗るくらいの大きさ)が
定価で売れ残ってるし!
いやー、こんな近くに幸せが隠れていたなんて
青い鳥の童話のようだね(言い過ぎ)
それでも昼間、僕の携帯型HD(80ギガ)が
過熱してお亡くなりになった痛みの代償にはなりませんて。
ゼミ誌の編集、一週間前の時点に逆戻りですよ。
コンデンサーが焼けた独特の臭気が目にしみて……
リアルに涙が出そうです(泣)
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